9月29日に「Xperia Z5」をKDDIが10月下旬以降に発売することを発表しました。今回の目玉は電源キーと一体化した指紋センサーと進化した2300万画素のカメラです。スマホでカメラを撮りまくっている人たちにとってはこの2300万画素というのはもう別次元に入ったような印象を受けますが、すでにスマホ端末ではハイエンドになると2000万画素を超えるのは普通になっているのかもしれません。ネット黎明期は30万画素のデジカメでもいい値段をしていたのを経験している世代にはまさに隔世の感があるといえますね。XperiaZ5は3キャリアとも発売予定で、auの型番は「Xperia Z5 SOV32」になります。言わずと知れた「Xperia Z」シリーズの最新フラッグシップモデルです。神秘のベールに包まれているというよりもすでに9月にドイツ・ベルリンで開催された家電の展示会「IFA 2015」で発表済みのモデルですから、そのスペックやデザインはすでに語り尽くされた感はありますが、それでもiPhone6sの売れ行きを眺めながらの発表から発売はアンドロイド端末の今後を占う意味ではとても重要な戦略型のXperiaといえます。カメラ機能と並んで今回は指紋センサーを電源キーと一体化していることでセキュリティは飛躍的に向上している点です。この部分がどのように評価されるかがポイントとなります。