“〇被写体にピントを合わせる
まず最初にやらなければならないのが、ピント合わせです。ポートレートの場合は、背景がぼけるので主役の被写体にしっかりピントを合わせましょう。スマホカメラでピントを合わせる場合、被写体を指先でタップすればいいだけです。
〇背景のぼかし調整
スマホのカメラ機能は、どんどん高性能になってきています。背景のぼかし具合も、調整できるでしょう。ぼかしを強くすれば、より背景がわからなくなります。幻想的な写真になるのです。ぼかしを弱くすれば、背景が鮮明になりその場の雰囲気が伝わってくるでしょう。臨場感ある写真になるのです。仕上げたいイメージ次第で、ぼかし具合を調整するといいですね。
〇手ブレ防止
手ブレすると、背景がぼやけるのは問題ありませんが、被写体までぼやけてしまいます。手ブレしないように、しっかりスマホを持ちましょう。脇をしめて、動かないように意識してください。また、スマホ用の三脚を使うととても便利なのでお勧めです。
〇背景の選択
背景次第で、写真の雰囲気は大きく変わります。より被写体を際立たせたいと思うならば、なるべくシンプルな背景にした方が良いでしょう。ポートレートの場合背景はぼやけますが、それでもごちゃごちゃしていると視線がそちらに行ってしまい、被写体の邪魔をしてしまいかねません。背景がシンプルだと、それだけ被写体が浮かび上がって見えるのです。
〇順光か逆光か
被写体への光の当たり方次第で、見え方は大きく変わってきます。被写体の正面から光が当たる順光だと、細部まできれいに撮影できるでしょう。安定した、正統派の写真が撮れます。被写体の後方から光が当たる逆光の場合、被写体がぼんやりしたりちょっと暗めに撮影されます。しかしその分、味のある個性的な1枚に仕上がります。ふんわりとした柔らかいイメージで撮影したい時や、顔のシワなどを隠したいときには、逆光だとちょうど良いでしょう。どのような写真に仕上げたいか、あらかじめ考えてから光の当て方を工夫してください。
〇構図を考える
ポートレートでの写真撮影は、背景がぼやけています。従って、そこまで構図に縛られる必要はないでしょう。とは言え、適当に撮影していると、良い1枚にはなりません。グリッドラインなどを表示すれば、構図を決めやすいでしょう。
〇明るさを確保する
写真撮影において基本的かつ重要なポイントです。きれいな写真を撮りたいなら、充分な光量が必要です。できるだけ、自然光を使うようにしましょう。晴天よりも、曇り位の方がきれいに写ります。室内で撮影する場合は、窓際に行って外の光を取り入れるよう工夫してください。
〇アングル調整
アングル次第で、写真の印象は大きく変わってきます。被写体のアップ、下から、上から、遠目から…被写体とスマホカメラの位置をうまく工夫すれば、最高のアングルを見つけられるでしょう。”参照